水泳膝について

普段あまり聞き慣れない疾患である水泳膝をご存知でしょうか。水泳膝は平泳ぎが要因で引き起こる疾患になります。

水泳膝の原因

水泳膝の原因については、平泳ぎ特有のキックを繰り返すことで発症することが多いと言われています。

平泳ぎのキックは他の水泳方法とは違って、膝を最大限に縮めた形から円をかくように強い力で水を蹴りながら膝を伸ばします。

この動作が膝の内側側副靭帯大きな負担をかけてしまうことから、水泳膝が発症する原因になっています。

水泳膝の症状については、膝の周辺に炎症を起こすことで痛みが生じます。特に内膝に強い痛みを感じることが多く見られるので、力の発揮が妨げられてパフォーマンスの低下に繋がると言われています。

平泳ぎをしている最中に膝が痛くなったり、ターンをする際に膝を曲げる動作をすると膝に痛みを覚えることもあります。

これは水泳をおこなっている時だけではなく、階段の上り下りをする際や走ったりしたときにも痛みを感じることがあり、膝が腫れてしまうこともあります。

そもそも膝関節は屈伸運動にしか対応することができないので、平泳ぎ特有の屈伸する動作に適していない関節の構造になっていることから、膝にストレスがかかりやすいのです。当院では患者様の生活スタイルに合わせた施術を行っています。お気軽にご相談ください。

治療に理論を

人体が左右非対称であることをご存じでしょうか？呼吸が人間にとって最も大切な行為であるように、不調の原因を知ることはとても大切なことです。

私たちは人間の身体に段階的なアプローチが必要であると考え、機能的動作（基礎筋力など）を前提条件とし、要求される動作パターンの強化などを行い、患者様の治療に理論を持って臨ませていただきます。