アキレス腱炎・周囲炎について

アキレス腱とは、足のかかとにある腱のことであり、人体最大の腱でもあります。このアキレス腱の周囲の組織に炎症が発生するのがアキレス腱炎・周囲炎です。

アキレス腱炎・周囲炎の原因

原因については、アキレス腱に繰り返し負荷がかかることが挙げられます。負荷が続くとアキレス腱の周りを覆うパラテノンと呼ばれる膜が炎症を起こし、痛みを発生させます。

ランニングや野球などスポーツを行い、運動後に十分な休息を取らない場合に起こりやすいです。普段運動をしない方でも、突然負荷のかかる運動をした場合に起こる場合があります。

また、アキレス腱は体のねじれや骨盤のブレによっても引っ張られるので、扁平足や体の動きの癖も原因となって起こる場合も多いです。

症状は、アキレス腱の痛みや腫れ、熱感などが挙げられます。特にアキレス腱が付着しているかかとの骨の周辺やアキレス腱の中央部が痛む場合が多いです。

また、運動や歩行を始めた時に痛みが生じ、運動を続けている内に軽くなっていく傾向があるのも特徴です。放置しておくと、ちょっとした日常動作でも痛みが発生するようになります。

悪化してしまうとアキレス腱の断裂に進行する恐れもあるため、早期の治療が大切です。当院はスポーツ障害にも特化しており、痛みの緩和はもちろん試合前後の処置やアフターケアも万全に行っております。アキレス腱に違和感を感じたら、のりさだ整骨院にご相談ください。

治療に理論を

人体が左右非対称であることをご存じでしょうか？呼吸が人間にとって最も大切な行為であるように、不調の原因を知ることはとても大切なことです。

私たちは人間の身体に段階的なアプローチが必要であると考え、機能的動作（基礎筋力など）を前提条件とし、要求される動作パターンの強化などを行い、患者様の治療に理論を持って臨ませていただきます。